キリストは、わたしたちのために呪いとなって、わたしたちを律法の呪いから贖い出してくださいました。「木にかけられた者は皆呪われている」と書いてあるからです。それは、アブラハムに与えられた祝福が、キリスト・イエスにおいて異邦人に及ぶためであり、また、わたしたちが、約束された“霊”を信仰によって受けるためでした。(ガラテヤの信徒への手紙 三章十三~十四節)

島原

島原城

原城址は、雲仙を抱く長崎県南島原市島原半島の南端に位置する。原城跡は、1637年に圧政と飢饉をきっかけに、キリシタンや農民等が天草四郎を首領に蜂起した島原の乱の舞台となった。原城には2万数千人が籠城し、12万人の幕府軍と戦い敗れた。禁教下にも有馬や天草で、組織的に信仰が継承されていたことを示す遺跡である。原城跡の側に今も残る島原城には、天草四郎の銅像が建立されている。また、島原城内では島原の乱に纏わるキリシタン資料の展示も見学できる。