人は皆、罪を犯して神の栄光を受けられなくなっていますが、ただキリスト・イエスによる贖いの業を通して、神の恵みにより無償で義とされるのです。(ローマの信徒への手紙 三章二十三~二十四節)                     

二十六聖人

日本二十六聖人殉教跡

日本二十六聖人記念碑「昇天の祈り」。二十六聖人とは、キリシタン禁令を発した豊臣秀吉の命に従って、1597年に長崎で礫刑に処せられたキリシタン殉教者26人のことを指す。26人はローマ教皇ピウス9世により、1862年に聖人に列せられた。

日本二十六聖人記念館

日本二六人聖人記念館は、かつて二六聖人が礫刑に処せられた長崎市中心部の西坂の丘に立つ。列聖100周年を記念して、1962年にイエズス会により設立された。フランシスコ・ザビエルにより伝えられたキリシタン文化と、キリスト教に対する迫害により殉教した人々のメッセージを伝えている。

殉教図錦絵

26聖人の殉教を描いた錦絵。二十六聖人とは、フランシスコ吉、コスメ竹屋、ペトロ助四郎、ミカエル小崎、ディエゴ喜斎、パウロ三木、パウロ茨木、五島のヨハネ草庵、ルドビコ茨木、長崎のアントニオ、ペトロ・バウチスタ、マルチノ・デ・ラ・アセンシオン、フェリペ・デ・ヘスス、ゴンザロ・ガルシア、フランシスコ・ブランコ、フランシスコ・デ・サン・ミゲル、マチアス、レオ烏丸、ポナベントゥラ、トマス小崎、ヨアキム榊原、医者のフランシスコ、トマス談義者、絹屋のヨハネ、ガブリエル、パウロ鈴木の26人である。

記念館展示

日本二十六聖人記念碑のレプリカと聖ヨハネ五島、聖パウロ三木像。

記念館展示

聖ディエゴ喜斎の腕の遺骨と福者高山右近像。